科学

つばきの科学

利島村椿油精製工場

一粒ずつ拾われるつばきの種子は30数年前、つばきの質の良さを知った油の大家の手により利島独自の精製方法が生まれました。

受け継がれる技術は日々の気温、湿度などつばき油マイスターの工場長の手で研究調整され日数をかけてつばき油は精製され毎年高い水準で届けられています。

利島の椿油は生産日本一、利島村椿油精油センターは、利島の椿油だけを精製しています。

化学農薬・化学肥料不使用（特別農産物認定 )

島全体で特別農産物の認定を認証されており化学農薬・化学肥料を
使わない土壌で物にも人にも汚染されずに今も利島の特産物は作り
出されています。

精製方法

利島産のヤブツバキのみを使用しています。

搾油後に脱酸処理をおこなって精製しています。この工程により酸化値が約0.4に下げられます。
(国の規格にツバキ油はありません。例えばゴマ油は酸化値4以下と定められています。)

強靭なツバキの背景

ヤブ椿だけが山を覆い椿畑が充分に機能している背景には先人から受け継がれ英知の伝統文化があり、海風にさらされている利島のヤブ椿は表面に特別なオウトツがあり他のヤブ椿より木の個性が強い。