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利島、つばきの産地

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
「神話の誕生」
 
一粒ずつ拾われるつばきの種子は約半世紀前、
つばきの質の良さを知った油の大家の手により
利島独自の精製方法が生まれました。
日々の気温、湿度を椿油マイスターの工場長の手で
調整され椿油が数日をかけて出来上がります。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
風土
利島は伊豆諸島に位置しており島の約80%が椿の林で覆われています。
人口300人、平均気温16℃、平均湿度73%、面積4.12㎢、周囲7.7Kmの
円錐 状の 利島は 坂道を行く集落の中にある神社などから島の 古い歴史と
出会う事が 出来ます。
 
 
歴史•神話
住吉大神が京の都から利島においでになり上陸する時、 杖の先が真二つ
割れ、 先に入っていたツバキの実が そこから落ちて芽が出て木になった。
それが利島のツバキの原木で京椿友呼ばれたのだという。( 利島村史)
 
古代より歴史のある利島、島の一番神、阿豆佐和気命神社は集落と異界
である山との結界にあり、八幡神社は集落を下りきり、海へと下る断崖
との境界にあります。
島内の7つの神社、1つの寺はいづれも島民の暮らしを保護している形で
位置しており、神が山などの自然に宿る神道の初源的な姿を伝えています。
原始古代の利島
最古の人間の痕跡
8000年前に割れ目噴火が起こった。火山活動が穏やかになりしばらく
経った 約6千数百年前の 縄文時代早期、東海系の 粕畑式土器を 持って
きた人々が 最古の人間の痕跡である。
湧水に近い場所に16ヶ所の遺跡が発見されていて、島の北部の伊豆半島
を望む緩斜面を生活の場としてきた。
 
交易
利島が黒曜石の交易の中継点であった可能性が高く、   安山岩板状節理片
は大島や新島へ 搬出され石器の石材に使用されていた。